2012年10月05日

女性ホルモンとアロマテラピー

この間の日曜日台風の中

大阪で開かれたアロマ専門セミナー

「女性ホルモンとアロマテラピー」に行ってきました。


最近ニットカフェでも「更年期」とか「なんか不調」という話題が

ぼちぼちでてきていまして(若い方は大丈夫ですよ・失礼)

とても興味のある内容でしたので

ぜひともお話を聞きたいとでかけました。


とても専門的な話でひとつひとつ説明するのはややこしいのですが

簡単に言うと

人の体調の恒常性を保っているのが

ホルモン系と自立神経系で

脳の視床下部がその総司令部になっています。


そこの司令部に直接働きかけて

今話題の幸せホルモン・・オキシトシンやドーパミンを出しましょうと言う話でした


なんだか不調の不定愁訴はほとんがホルモン分泌が上手くいかなかったり

自律神経の交感神経と副交感神経の切り替えがうまくいかなかったりで

どこが悪く病気でもないのに不調を訴えると言うものだそうです。


私も以前仕事が終わって夜になると

背中全体に引っかいたようなみみずばれが出来

痒いのと不快なのとでとても辛い思いをしたことがあります

毎晩毎晩でない日はなくて

内臓が悪いのかと検査をしても異常なし

皮膚科では今の人に多いストレスからの蕁麻疹といわれ

アレルギーの薬(花粉症といっしょだった)を 渡されるだけでした


今から思うと脳ストレスによる自律神経の切り替えが上手くいかなかったのかなと思っています

恒常性を保つには体も脳もリラックスする事が大事なんですよね


いい香りだなあ~気持ちいいなあ~と感じる事で

脳ストレスから開放されます

臭覚は視覚や聴覚と違って直接ホルモン自立神経の総司令塔の視床下部に到達し

一秒で副作用なしに作用します。

とても簡単で効果的なリラックス方なのです。


そのほかに女性ホルモン様な物質をとること

大豆イソフラボンなどは植物エストロゲンと呼ばれて女性ホルモンのような働きをします


ただ注意しないといけないのは思春期や妊娠期、授乳期など

ホルモンがいっぱい出ているときに女性ホルモン様物質をとると

本来の女性ホルモンを分泌する邪魔をすることになるので

そのときはあまり取らないほうが良いということです。


女性ホルモン分泌が急カーブで減っていく時こそ使い時

更年期の時期にこそ

女性ホルモン様物質をとって快適に通り過ぎましょう~と言うお話でした。


今までは更年期の治療にホルモン充填療法がとられてきていましたが

発表されたデータでは5年間ホルモン充填療法を行うと

脳血管障害は41%の増加、虚血性心疾患は29%の増加

乳がんは41%の増加が見られることが報告され安易にホルモン充填療法を行う事に

警鐘が鳴らされてきたそうです。


なんとなく不調の悩みがある方

香りによるリラックスお薦めします。


ちなみに女性ホルモン様の作用のある精油は

クラリセージです。

ローズやゼラニウムも幸せホルモンを呼び出しますので

お試しくださいね。

女性ホルモンとアロマテラピー



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