2011年06月01日

フランス詩人ピエール・ド・ロンサール

先日アップしたバラ、ピエール・ド・ロンサール

フランスの詩人の名前だと書きましたが

彼の詩を本で見つけました。



「カッサンドルへのオード」


恋人よみにゆこう

けさ、あけぼのの陽をうけて

紅の衣をといた、ばらの花

今宵いま、赤いころものその襞も

あなたに似た色つやも

色おとろえていないかと。

 
ああ、ごらん恋人よ、

何とはかないばらの花

大地にむくろをさらすとは!

おおつれない自然

この花のいのちさえ、

あしたから、ゆうべとは。


だから恋人よ、

ぼくのことばを信じるならば、

水みずし、花の盛りのその歳に

摘め、摘め、あなたの若さを、

この花に似て、じきにくる老年に

あなたの美しさも褪せるのだから。


いかがですか?

この詩はフランス人がばらと聞くと必ず思い浮かべる詩だそうです。


ルネサンスの若き詩人の人生への賛歌と無常観が

当時のすぐに散ってしまうばらのはかなさと重ねられているそうです。



若いときは無常観なんて全く感じなかったような気がしますが

この歳になると諸行無常という事をしみじみ感じます。

全ては移り変わっていくものなんだなあと・・・・


だからこそ一日一日を大切にしなければいけないですね。


このバラの季節もあと何回迎えることができるんだろうなあなんて(桜の季節も紅葉の季節もそう思うのは

やはり日本人だからでしょうか?)


雨のせいか少しセンチメンタルな気分になっています。


フランス詩人ピエール・ド・ロンサール

フランス詩人ピエール・ド・ロンサール



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この記事へのコメント
まあ、何て美しい詞なんでしょう
竹内まりあ『人生の扉』の歌詞に付け足したいくらいです

春がまた来るたび ひとつ年を重ね
目に映る景色も 少しずつ変わるよ
陽気にはしゃいでた 幼い日は遠く
気がつけば五十路を 越えた私がいる
信じられない速さで 時は過ぎ去ると 知ってしまったら
どんな小さなことも 覚えていたいと 心が言ったよ

満開の桜や 色づく山の紅葉を
この先いったい何度 見ることになるだろう
ひとつひとつ 人生の扉を開けては 感じるその重さ
ひとりひとり 愛する人たちのために 生きてゆきたいよ

きっとLovcloseさんなら、この思い解ってくれそうな
気がして、長いコメント書いてしまいました
Posted by アンジェラアンジェラ at 2011年06月01日 21:38
アンジェラさん
竹内まりあのこの歌を聞いたとき、涙がでてきました。
その後アンジェラさんのブログで紹介されていたので
一緒の想いだわ・・と思っていました。
友達もこの間この曲の思いと一緒だわと話していたので私たちの年代になればこそ共感できるのでしょうね。
Posted by loverose at 2011年06月02日 09:32
loveroseさん こんばんは

バラに因んだ、美しい詩ですね。さすがバラを愛するヒト♪
良い詩を読ませて貰いました。ちょっとクラシックな表現ですが‥こんなクラシックさが胸に熱く響くのは〜〜♪

やはり、詩の意味や内容にお二人より‥もっと(>_<)
実感を持つせいです(笑)

もうバラは残ってませんか?
Posted by at 2011年06月04日 21:36
風さん
いつも寄ってくださる時はバタバタしていて申し訳ございません。
バラは調子良かったのですが雨続きでうつむいてしまったり散ったりです。一番花はほとんど散ってしまいましたが二番花がまた咲くと思います。時間があればまたお立ち寄り下さい。
Posted by loveroseloverose at 2011年06月05日 22:58
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