2008年05月11日

95才の詩 ピーター・ドラッカー

お友達のnoelさんのブログに素敵な詩が載っていました。

滋賀咲くブロガーさんにも読んでもらいたくてここにそのまま書き写します。



   95才の詩


もう一度人生をやり直せるなら・・・

今度はもっと間違いをおかそう

もっとくつろぎ、もっと肩の力を抜こう。


絶対にこんな完璧な人間ではなく、もっともっと愚かな人間になろう。

この世には、実際、それほど真剣に思い煩うことなど殆ど無いのだ。


もっと馬鹿になろう、もっと騒ごう、もっと不衛生に生きよう。

もっとたくさんのチャンスをつかみ、行ったことのない場所にも

もっともっとたくさん行こう。

もっとたくさんアイスクリームを食べ、お酒を飲み、豆はそんなに食べないでおこう

もっと本当の厄介ごとを抱え込み、頭の中だけで想像する厄介ごとは

できる限り減らそう。


もう一度最初から人生をやり直せるなら、

春はもっと早くから裸足になり、秋はもっと遅くまで裸足でいよう。


もっとたくさんの冒険をし、もっとたくさんのメリーゴーランドに乗り

もっとたくさんの夕日を見て、もっとたくさんの子供たちと真剣に遊ぼう。

もう一度人生をやり直せるなら・・・・・


だが、見ての通り、私はもうやり直しがきかない。

私たちは人生をあまりに厳格に考えすぎていないか?

自分に規制を引き、他人の目を気にして、起こりもしない未来を

思い煩ってはクヨクヨ悩んだり、構えたり、落ち込んだり・・・・


もっとリラックスしよう

もっとシンプルに生きよう

たまには馬鹿になったり、無鉄砲な事をして

人生に潤いや活気、情熱や楽しさを取り戻そう。


人生は完璧にはいかない

だからこそ、生きがいがある。

      現代経営学の父  ピーター・ドラッカー氏 享年95才


いろんなことに煮詰まったり行き詰ったりした時なんだかホットしませんか?

みんなそれぞれ大変な事はあるけれど、ま、ぼちぼちいきましょう



今日のバラはチャイナローズの粉粧楼です。

これもまた可憐なばらです。香りもいいです。


95才の詩 ピーター・ドラッカー




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この記事へのコメント
素敵な詩を記事にしてくださってありがとうございます。
たしかにホッとします。私は95歳になるまで生きてるかどうか
わかりませんが晩年にはどんな思いでいるのか・・・ふっと考えることは
あります。未来は今の積み重ねの結果ですもんね~肩の力抜いて
楽しくいきたいな~
Posted by rumi at 2008年05月12日 00:16
loveroseさん

すごい・・・・
すごい・・・素敵な詩ですね・・・
95歳の方の詩だからこそ、よりいっそうの 説得力というか
深みがある気がします
落ち込んだとき、いらいらしたとき、悩んだとき
読みたくなる詩だなぁ
書き留めておこうかな~と思いました(^^)

バラもとっても素敵♪
我が家のほったらかしのバラも咲き始めました
バラの季節ですね~
Posted by iku★koiku★ko at 2008年05月12日 06:10
最近、いろいろ考えるところがあって、なんかグサっと来ましたね~。
どうしても肩に力が入って、頭で堂々巡りの悩み抱えて・・・・・
結局考えるばかりで前に進まない・・・・・
ぼちぼちと・・・・・頑張りたいなあ。
Posted by youko at 2008年05月12日 12:28
子供の幼稚園の先生に教わったこと。、
神さまは、苦しみや困難なことは乗り越えられないことは与えられないと。
落ち込んでいたときにこの言葉をいただきました。
その苦しみや悲しみを乗り越えてこそ人に対して感情に走らず大きな心で
いることができると。
心のもちようでを常にやさしく、また明るく日々過ごせることの大切さを
この詩を読んであらためて感じました。
ありがとうございます。
淡いピンクの粉粧楼、きれいですね♪
Posted by Shizuku at 2008年05月12日 15:47
rumiさん
未来は今日の積み重ね・・・ホントにそう思います。10年先の自分・・どうなったるんだろう?きっときっと今より素敵な人になってる。。。そう思いたいですよね。

iku★koさん
いいもん市大盛況だった見たいですね。美味しそうなべーグル早く行かないと売切れてしまうんですね~昨日は用事で行けなかったけど来月はぜひ行きたいな。

youkoさん
いつも元気なyoukoさんもはやり落ち込んだり悩んだりする事あるんですよね。年を重ねて随分神経は太くなってきましたが、やはり色々悩みは尽きませんよね~ぼちぼち悩みましょうね(笑)

Shizukuさん
苦しみに乗り越えられる人に与えられる試練なんですね。しんどい事があるから楽しい事もあり、悲しみがあるから喜びがより大きくなったり、仕事してるから休みがうれしかったり・・・誰かの言葉ではありませんがすべて正と負の法則ですか?小さな幸せを感じ取れる心をいつも持っていたいですよね。
Posted by loverose at 2008年05月12日 23:00
ioveroseさん いいですね~!

「現代経営学の父」と言われた、ドラッガー氏の詩ですか~

ほんとうに、このように思うことってありますね~。
イノチはもっとおおらかに、、自由に、ありのままに、子どもの
ように・・・どんどん、複雑化する社会の中で 何のために、誰の
ためにする「学問」か・・? と問いかけているような詩ですね~。

今日の「白いバラ」にふさわしい 清々しいことばです。
ありがとう・・・・。
Posted by at 2008年05月13日 17:25
風さん
風さんのように自由におおらかに純粋に・・・ですね。優しさを忘れず伸びやかに生きたいですね。
Posted by loveroseloverose at 2008年05月13日 21:05
 胸にグっと来ます詩です。私も65歳、ブログやその他で、儚い(?)を夢を9見て、詩などに思いを乗せていますが、何度も、もう一度子ども時代に戻れたら、とか、若くなりたい、やり直せたら、思うことしばしばです。だけど、今は、やや居直って、前を向くことにしています。

 素晴らしい詩を有り難うございました。
Posted by 夢想花夢想花 at 2008年05月31日 10:15
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