2009年09月01日

悲しい出来事

 
私が今日は誕生日・・・・50代になって結構楽しく暮らしている・・なんて

ブログを投稿している時に、友達が逝きました。

 私と同じ年で、家族ぐるみで仲良くしていた友達


 悲しいことに私の生まれた日8月30日が彼女の命日になってしまいました。

 去年の夏には一緒に飲みに行っていたのに・・・

 去年の秋に癌を宣告されて・・・・

 それから彼女は前向きに病気と闘ってきました。

 絶対治るって言う気持ちが癌を小さくさせて、

 びっくりするほど元気だったんです。


 うちの店でやっているニットカフェに参加したいけど無理なので

 michi先生にフリルマフラーのキットを作ってもらい

 ひとつは自分用、ひとつはお兄さんの奥さんに、もうひとつは御主人の会社の

 上司の奥様に・・・・3つ編んだのよと言っていたのに・・・

 うちのお店にも御主人と一緒に来て定食をぺロリと食べていて

 もう大丈夫なんちがう・・・と思っていたのに。


 今年の7月に急に容態が悪くなり入院して

 家に帰れないまま逝ってしまいました。

 最後の1ヶ月は殆ど食べられなかったと御主人が言っていたので

 痩せてやつれた姿を想像していました。

 でも棺の中の彼女はとてもきれいで

 本当にいつも会っていた彼女のままで口元に笑みを浮かべているような姿でした。

 頑張って頑張って、最後は一瞬でも幸せな気持ちになれたのかなと

 悲しかったけど少しほっとしました。


 お通夜やお葬式でお坊さんが言う事はいつもいっしょです。

 命ははかないもの、世の中のものはすべて移り変わっていくもの

 目に見えるものはすべて変わっていくものですと・・・

 でも魂だけはその人が亡くなっても永遠に残されたものの心に生き続けると・・・


 命を大切に・・・繰り返されて言われる言葉ですが

どれだけの人が本当にその意味をわかっているのでしょうか?

 この一年余りの間に近い人が立て続けに亡くなり

 命の大きさを身にに沁みて感じます。


 TVを見ると、簡単に人を殺したり命を絶ったり

 そして健康な体に生まれながら、ひと時の快楽のために

 自分の身を蝕み、命を削る覚せい剤に手を染めたり・・・

 なんだか情けなくやるせなく、許せない気持ちになります。


 病気を抱えた人は命がけで病気と闘っているんです。

 もっと生きたい生きたいって思ってるんです。

 彼女ももっと生きて私たちといっしょに年をとっていきたかったはず。

 無念だったろうなあ。

だから・・・

生きているものは頑張らないとだめやなあ~

明日はわが身かもしれないし

本当に感謝しないとなあ~


毎日美味しくご飯が食べられる事、忙しくっても仕事が出来る事、おはようって家族に言えること


病気になったあとも、彼女の笑顔しか覚えていません。

いつも微笑んでいたような・・・笑顔しか思い浮かばない。

彼女は絶対天国へ行くから、天国でまた会えるように

私も精進しなければ。

感謝して生きる事、そして人に優しく。

悲しい出来事



タグ :友達

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Posted by Noriko at 20:28│Comments(6)暮らし
この記事へのコメント
何と声をかけて良いか解りませんが夏は大切な人を連れて行く
季節だなと実感している私です。母はお盆に、姉は夏至にと
二人の荼毘時に白い煙が青い空に高く高く立ちこんだのが、
今も目に焼き付いています。朝晩の涼しさで漸く辛い夏が
過ぎていったくれたと今年も思いました
人の悲しみに寄り添えるそんなあなたは、きっと
天国に行く事が出来ますよ
私の名前アンジェラはフランス語。英語ではエンジェルです
この名前に沿える生き方をしたいものです
Posted by アンジェラアンジェラ at 2009年09月01日 21:03
本当にお辛いことと思います。
同い年の友達が亡くなるのは、なぜ?どうして?
と繰り返すばかりですね・・・。

今年は私も長年仲良くしてくれていた友人が
旅立ちました。
友人に会えないのは本当に悲しいし、
身の置き場がないほどつらいんですが、
天国で待っていてくれると思うと、
いろんなお土産話を持っていこうとか、
むこうに行く時、そんなに怖くないかなと、
思っています。

一生懸命生きないと。
そう思う夏です。
Posted by aroma&color@yumikoaroma&color@yumiko at 2009年09月01日 22:58
心が痛くなる悲しい出来事ですね。
なんと言っていいのかわかりません。

私も友人が亡くなったときには、何もしてあげられなかった自分の無力さがなさけなかったです。

できることは、生きていられることに感謝して、頑張りぬくこと。
それしかないですよね。生かされている者の努めですよね。
Posted by youko at 2009年09月01日 23:39
ご友人様、ご愁傷様でした(涙)
若すぎます・・・・(涙)

こんな時にどうかと思いましたが・・・実は7月に
我が家の義母もガンと宣告され、抗がん剤治療と
放射線治療を受けてきました。
で、本日の抗がん剤を終えて、いよいよ明日退院の運びとなりました。
義母が意を決して病院の戸をたたく勇気を得たのは
友人が背中を押してくださったからです。

義母の今の命は背中を押してくださった友人から
頂いたものだと感謝しています。
loverose様のご友人様も今一度、私と義母に『生きる事』を
教えて下さいました。
ご友人様に感謝するとともにご冥福をお祈り申し上げます。
又、お辛い話をアップしてくださったloverose様に
心よりお礼申し上げますm(__)m
Posted by 華笑(KAE)華笑(KAE) at 2009年09月02日 09:59
アンジェラさん
お母様とお姉さまを夏に亡くされたのですね。
大切な人をふたりも・・・
夏は悲しい季節ですね。

yumikoさん
大切なひとが天国にいると思うとyumikoさんのようにいつか会える日が楽しみなような気がします。今年は父も初夏に亡くなったので天国で出会ってるかなあなんて考えていました。

youkoさん
生かされているものの努め・・・本当にそう思います。
頑張らないと・・・
若い頃は親がなくなるなんて考えた事なかったけれど、かなり現実的になってきて少しずつ別れを意識するようになりましたよね。


華笑さん
日曜はゆっくりしてや~のブログを拝見していました。
お義母さま、良かったですね。
抗癌剤治療辛かったでしょうね。
お家へ帰れるのが一番ですよね。
普通の生活が送れるように回復なさるようお祈りしています。
話変わりますが私も遠い昔宝塚ファンでした。
鳳蘭や安奈淳、初風惇が星組の頃です(笑)古すぎ~
震災後一度娘と行きましたが、やはり夢をもらいました。
Posted by loveroseloverose at 2009年09月02日 19:11
7月末に友達を亡くし
loveroseさんの気持ちがわかるだけに
気のきいた言葉が見つかりません。
彼女の生きざまを忘れないようにいつも思い出して、
自分の生きる意味を考える毎日です。
自分の残りの人生を
自分らしくちゃんと生き抜きたいです。
Posted by テイシーテイシー at 2009年09月03日 00:58
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