先日伊勢丹へ買い物に行ったとき
「下田直子ハンドクラフト展」 が
えき美術館でやっていたので見てきました。
下田直子さんのニットは一度ニットカフェで編んだことがあり、可愛い作品にも興味があったので
わくわくしながら展示会場へ
展示されていたのはニットだけではなく、
いろんな刺繍や装飾が施されたオリジナルバッグや
ビーズ、フエルト、カルトナージュ、そしてスモッキングされた布まで
ため息が出るほど手の込んだ作品ばかりでした。
こんな作品が作れたら素敵だろうなあ~たのしいだろうなあ~と
ニットカフェでは細かい仕事が苦手で 「 乱暴者 」と呼ばれている私でも
創作意欲が掻き立てられるような作品ばかりでした。
今のように何でもそろって物があふれていなかった昔
お母さんたちが残った糸や布で子供たちのために手をかけて作ってくれたもの
そのあたたかさが原点だと書かれていました。
お母さんが残り毛糸でモチーフを編んで作っていたコタツ掛けのことも書いておられ
昔のお母さんはみんなあんでいましたよねえ~って
今うちにも母が残り糸で少しずつ編んでいたコタツ掛けになるのかベッドカバーになるのか
わからない編みかけの作品があります。
実家の整理のときに捨てようか悩んだのですがどうしても捨てられずもって帰ってきました。
今はもう編み針ももてなくなった母のことを思うと胸が痛みます。
押入れに入れたままでしたが続き編んでみようかなと思っています。
明日はニットカフェ 「 乱暴者 」 返上で楽しんで丁寧にあみあみしたいですね。