母の退院

Noriko

2009年07月23日 23:20

母が今日退院してきました。

暑さと疲れでやはり風邪をひいて発熱したみたいです。

めったに風邪をひかないのに、四十九日が過ぎてほっとしたのでしょうか。

母の病気はパーキンソン症候群の進行性核上性麻痺と言う病気で

発熱すると余計に体が硬直するみたいで、

熱があったときにふらついてそのまま体がのけぞったみたいです。

私が母のアパートに行った時は仰向けに倒れていてそれはもうびっくりしました。

意識はあったのですぐに救急で見てもらいましたが

頭も打たず、骨折もしなかったのが幸いでした。


もう、一人暮らしは無理なのかな・・・と今回思いましたが

また元気になり母は新しい生活を頑張ろうという気持ちになっています。


母の新しい住まいはうちの家のすぐ前のアパートで

大家さんが治してもいいよということで手すりをつけ、邪魔なドアをはずし

敷居にスロープをつけ玄関もフラットにして

車椅子で生活できるように改装しました。



以前の家ではトイレへ行くのも40分くらいかけて行っていました。

殆ど歩けないのにおかずを作っていました。

洗濯も洗って干すのも一苦労で普通の人の何倍も時間をかけてやっていました。

でも、そのおかげで母の病気は進行がかなり遅くなっています。

しんどくても体を動かす事、自分の身の回りのことは自分でやること

それはとても大事な事で病院でリハビリをするよりずっと母にとってはいいことなんだと思います。



病気があっても出来るだけ普通に生活する事・・・


入院してよほど家に帰りたかったらしく、昨日はうれしくて眠れなかったとか・・・・

病院にいたら私はだめになる・・・と言ってました。

これからもデイサービスとヘルパーさん、行政の助けを借りて

普通の生活を送れるよう頑張っていくつもりです。



色々と問題もあるかもしれませんが、介護保険は母のようなものにとっては

とってもありがたいです。

介護用品のレンタルの会社の方は皆さんとても親切で

車椅子やベッドが体に合うまで何回も何回も調整して器具を替えて下さいます。

ケアマネさんも一生懸命で病院の先生に話を聞いてくださったり

デイサービスを覗いて下さったり、きめ細やかな対応をしてくださいます。


これから私の世代は親が高齢になり病気になったり痴呆がでたり

大変になる方もいると思います。

一人で抱え込まないで、色んな制度を利用して周りに頼りながらやっていくのがいいと思います。



父の葬儀で何十年ぶりに出会ったいとこが私のブログを見ていると言う事を聞いて

ビックリしました。

母のこと心配しているので時々様子をブログに書いていこうと思います。

ブログってこんな風に利用する事も出来るんですね。



我が家のハーブたちです


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