ジョセフィーヌとマルメゾン宮殿

Noriko

2007年05月16日 20:20

私がバラを好きになったのは、香りや花の姿に惹かれたのはもちろんなんですが

交配の歴史・・にもすごく興味があり面白いなあと感じたからです。

その交配の歴史に大きく貢献したのがかのナポレオンの奥さんジョセフィーヌなんです。

ナポレオンに捨てられたジョセフィーヌが涙ながらにマルメゾン宮殿に移り住み

そこでバラを育て交配に力を注いだ・・・・そしてそのお抱えの植物画家がルドウーテで

悲しみにくれるジョセフィーヌのためにバラを描き続け、完成したのが「バラ図譜」

ジョセフィーヌが生きている間には間に合わなかったのですが、オールドローズが描かれた

その図譜はその後のバラの交配に大いに役立ったとか・・・・

私はその美しい話に感動しました。

ちょうどその頃学研からルドウーテのバラ図譜の復刻版が発売される事になりました。

でもその額なんと一冊28000円二冊セットで5万円以上・・・・・う~ん無理

どうしても欲しくて欲しくてちょうど結婚20周年のに宝石でもなくブランド品でもなく

バラ図譜を買ってもらいました。

その後、ジョセフィーヌの伝記みたいなのがある本に連載されとてもショックでした。

バラを愛する繊細な愛に生きる人と思っていたジョセフィーヌは実は男好きでおつむが軽く

ナポレオンが戦いで遠征しているときもパリの自宅に男を引き入れ贅沢三昧、遊び三昧

とうとう愛想をつかされ離婚されたんだとか・・・・・離婚にしばらく応じなかったのも

ナポレオンの高額な年金目当てだったとか・・・ショックです。イメージ丸つぶれ・・・

バラ図譜の値打ちもさがりましたよね

それでもバラ好きの私にとっては大事な大事な一生の宝物かも・・・

   


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